スレート屋根の浮きや剥がれの原因は何?補修費用はいくらくらいかかる?

 

スレート屋根もいつか劣化症状が見られ、メンテナンスが必要となります。
今回は、劣化症状の中でも、浮きや剥がれが気になる人必見の情報をまとめました。
浮きや剥がれが発生してしまった原因や、補修方法を中心に調べました。
かかる費用も詳しく載せたので、費用が分からなくて困るということも無くなります!
できる限り費用を安くする方法もまとめたので、費用をかけすぎずにメンテナンスをしたい人にもオススメの記事です。
ぜひ最後まで読んで、メンテナンスの参考にしてください。

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浮きや剥がれはどうして起こるのか

そもそもどうして浮きや剥がれは起こるのでしょうか。
原因を調べてみました。

スレート屋根が浮く原因

屋根は、日々紫外線にさらされ、雨や風の影響を受けています。
温度の変化も受けやすく、夏場には70度近くまで熱くなることもあります。
それらのダメージによってスレートが劣化し、浮く原因になるのです。
中でも温度の変化の影響は大きく、温度によってスレートが収縮し、それを繰り返すことで浮いてきてしまいます。
スレートが浮いてしまうと、屋根の下に雨水が入り込む原因となります。
水が入り込めばもちろん雨漏りが発生する可能性があるのです。
早めの対処が必要です。

スレート屋根が剥がれる原因

スレート屋根が剥がれてしまったときには、剥がれる前に浮いていたり、ひびが入っていたりと何かしらの劣化症状が現われていたことが考えられます。
浮いている上で、台風などの強風にあおられてスレートが剥がれるということがよくあるのです。
あまりに風が強いときなどは、劣化状態に関係なく剥がれてしまうこともありますが、ほとんどの場合は浮きなどの劣化状態にあったと考えてよいでしょう。
剥がれてしまっては、家を守るものが無くなってしまっている状態なので、早めに対処する必要があります。
スレートの浮きが見つかったときには、剥がれるかもしれないという意識を持ちましょう。
風が強く吹くなどが原因で剥がれ、他の家や歩行者に当たる可能性があります。
思わぬ事故を起こす危険性もあるということです。
剥がれてしまうと、そこから周りのスレートが浮き、剥がれることも考えられます。
事故防止のためにも、スレートの浮きや剥がれは早めに補修しましょう。

浮きや剥がれが起こったときの補修方法

浮きや剥がれは早めに対処が必要ですが、どうやって補修すればよいのでしょうか。
浮き、剥がれ、それぞれの補修方法についてまとめました。

スレート屋根が浮いてきたら

部分的にスレートが浮いているときには、その部分だけの葺き替えをします。
部分的な葺き替えとなると、今あるスレートと全く同じスレートが無ければ、色や質感が似ているものを選んでの葺き替えとなります。
全く同じものでも、ずっと屋根材として使用されていたスレートと新品のスレートでは色に違いが出てしまいます。
しばらくすれば、新しいスレートも同じように劣化していくので、そこまで色の違いは分からなくなりますが、最初は気になる人もいるかもしれません。
見た目の違和感が嫌だという人にもオススメなのが、全て葺き替える方法です。
部分的はなく、浮いている部分が多い場合にも全てを葺き替える補修方法が用いられます。
葺き替えには、2種類あります。
1つは、古いスレート屋根を取り除き、新しいスレート屋根を葺き替える方法です。
この方法は、一度撤去する費用がかかるため、補修費用が高めになるというデメリットがあります。
もう1つは、カバー工法という方法です。
古いスレートはそのままで、新しいスレートを古いスレートの上に被せます。
撤去する費用がかからないので、補修費用を安く抑えることができます。
デメリットもあります。
古い屋根に新しい屋根を重ねるので、屋根の重さが2倍になってしまいます。
屋根が重くなると、地震が起きた際に家が揺れやすくなることが考えられるのです。
元々軽いスレートだから重ねることができるのですが、2倍ともなるとかなり違いが出ます。
ただ、重ねることで遮音性を高めることができるといったメリットもあるので、一概にデメリットが大きいとも言えません。
あまりに屋根の劣化が激しいとカバー工法で補修ができないことがあります。
内部の補修が必要であったり、新しいスレートを固定することができなかったりといった理由からカバー工法が施工できないのです。
カバー工法での補修を希望するときには、まずは見積もりも兼ねて業者に一度屋根を見てもらうとよいでしょう。

スレート屋根が剥がれてしまったら

剥がれてしまったときも、浮いてしまったときと同様で、部分的な剥がれのときにはその部分だけを葺き替えます。
剥がれている箇所が多ければ、葺き替えや、カバー工法で屋根全体をキレイにする必要が出てきます。

補修にかかる費用

気になるのはやはり費用です。
どのぐらいかかるのでしょうか。
部分的な葺き替え、屋根全体の葺き替え、カバー工法とそれぞれの費用の相場についてまとめました。

部分的な葺き替え

業者によっては1枚から部分的な葺き替えをしてくれるところもあり、1万円から5万円で補修ができます。
部分的な補修であれば、足場は必要無いと思いますが、場合によっては足場が必要となることもあります。
足場を設置するには、1回で10万円から30万円かかります。
足場の設置には意外と費用がかかってしまいます。
足場の設置が必要になったときには、補修をした後に塗り替えも一緒にすると足場を有効活用できます。
せっかく費用をかけたのですから、しっかりメンテナンスをするとよいでしょう。

屋根全体の葺き替え

60万円から200万円が一般的な30坪の家の葺き替え費用の相場です。
内訳は以下の通りです。

工程費用の相場
屋根材4,000~5,000円/㎡
古い屋根材の廃棄2,000~3,000円/㎡
下地工事2,000~3,500円/㎡
防水シート500~1,000円/㎡
水切りなどの部分的な工事1,000~3,000円/㎡
雪止め、足場代など20万円~

水切りとは、雨水の通り道を作る工程で、雨水が外壁を伝って流れ、外壁が汚れたり、家の内部に侵入したりしないようにするために行います。
雪止めは、雪が多く降る土地でしか必要ない工程ですが、雪がどさっと落ちることを防止し、雨樋が壊れないようにする効果もあります。
雪止めは10万円ほどかかります。

カバー工法

カバー工法であれば、80万円から120万円で、最大で80万円ほど安く補修できる可能性があります。
費用の内訳は、ほとんど葺き替えと同じですが、古い屋根材の廃棄が必要ないので、約30万円安くすることができます。
カバー工法は工程が少ないため、工期も短く、屋根の大きさにもよりますが、1日から6日で終了します。
葺き替えも屋根の大きさにもよりますが、2日から8日かかります。
工期の短さ、費用の安さからもカバー工法を選ぶ人は増えています。

補修費用を安くあげるには?

補修費用の相場を見ると意外と高くて驚いたという人もいるかもしれません。
そんな人必見の補修費用を安くする方法を調査しました!

DIYした方がいい?

全体的に傷んでいて、浮きや剥がれが激しいなら業者に頼んだほうがよいですが、部分的に浮きや剥がれがあるなら、自分で補修できるような気がしますよね。
例えば、浮きや剥がれを見つけて、もうすぐ台風が来るという状況であれば、一時的な補修として釘やビスを打っておくのも一つの手です。
人件費は全くかからず、必要なのは釘やビスだけなので、費用もほとんどかかりません。
しかし、自分で補修したのでは、釘やビスが浮いてくる可能性もあり、やはりプロに任せたほうがよいでしょう。
また、屋根の上に登るということで危険です。
プロであっても屋根から落ちる事故はあり、素人であればなおさらです。
屋根に登るだけでも危険なのに、その上慣れない作業をするとなれば、ツルンと落ちる可能性は高まってしまいますよね。
安全面から考えても業者に依頼したほうがよいと言えます。
もしも屋根に登るときがあるなら、ヘルメットをし、安全には十分に注意しましょう。

火災保険をチェックしてみよう!

火災保険の対象となり、無料で直せる可能性があります。
火災保険というと、家が火事になったときに使えるという印象しかなく、屋根が壊れたぐらいで使えないと思いがちですが、場合によっては対象となります。
屋根がどうして浮いたり、剥がれたりしたのかという原因が大切になります。
特に剥がれる原因は台風であることがよくあります。
台風が原因で剥がれたのであれば、風災保証にあたり、保証の対象になるのです。
保険の内容にもよるので、家の火災保険の内容を一度チェックしてみましょう!

複数の業者に見積もりを取って安い業者を見つけよう

スレート屋根の補修をしてもらう場合には複数の業者に見積もりを取ることが大切になります。

足場の費用など業者によって様々です。
一社からの見積もりだとその金額が高いのか安いのか分かりません。

なのでできるだけ複数の業者から見積もりを取って費用の相場を知りましょう。

費用の相場を知ることで安い業者を見つけることができます。

「でも複数の業者に見積もりを取るのって大変そう…」

「何社くらいから見積もりを取ればいいんだろう?」

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浮きや剥がれを予防する方法

浮きや剥がれは、塗り替えを適切な時期に行うことで起こりにくくなります。
スレート屋根にとって塗装は、屋根を守るシールドです。
塗装はスレート屋根の耐久性を維持するために必要不可欠なのです。
紫外線のダメージを軽減したり、雨水の浸入を防止したりと様々な効果があります。
しかし、塗装を一度してもずっとそのままという訳にはいきません。
塗料の種類にもよりますが、だいたい10年に一度は塗り替えをしなければいけません。
塗り替えの時期には、業者に一度メンテナンスをお願いするとよいでしょう。
塗り替えの費用としては、よく使用されているシリコン塗料の場合30坪の家で20万円ほどかかります。
浮きや剥がれといった傷みが出てきてしまったときの補修費用を考えれば安いのではないでしょうか。

浮きや剥がれは放置せず正しい対処をしよう!

浮きや剥がれを放置すると、最悪の場合雨漏りをする可能性があります。
雨漏りとなると、補修費用にプラスして30万円ほどかかることもあり、余計に費用がかかってしまいます。
余計な費用がかからないために、家をキレイに維持するためにも、放置せず、早めに補修しましょう!

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