ガルバリウム鋼板屋根の塗り替え費用を知りたい人必見の記事です!
塗り替えには、塗料代以外の費用もかかります。
そこで、かかる費用の内訳を詳しく紹介します。
塗り替えを失敗しないために大切なポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
塗り替えを検討し始めたら、まずはここで情報収集しましょう!
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もくじ
ガルバリウム鋼板について知ろう!
ガルバリウム鋼板とはどのような屋根材なのでしょうか。
ガルバリウム鋼板のメリットとデメリットを解説します。
ガルバリウム鋼板のメリット
ガルバリウム鋼板には、様々なメリットがあります。
・錆びにくい
・軽い
・耐震性が高い
・デザイン性が高い
ガルバリウム鋼板の最大のメリットは、錆びにくいということです。
ガルバリウム鋼板は、メッキがアルミニウムや亜鉛などを含んでいるため錆びにくくなっています。
同じ鋼板でも、トタンはメッキの成分がほとんど亜鉛なので、ガルバリウム鋼板よりも錆びやすく耐久年数が短めです。
ガルバリウム鋼板は、軽いということもメリットです。
軽いと、地震が起きても家が揺れにくく、ダメージを受けにくくなります。
軽いことで施工がしやすいという面もあります。
様々なメリットがあり、見た目がシャープでかっこいいということで選ばれることが多いようです。
ガルバリウム鋼板のデメリット
いくつかデメリットもあります。
・雨の音がうるさく感じる
・遮熱性が低い
トタン屋根で雨が降るとザーザーとうるさいことが想像できます。
ガルバリウム鋼板も同じ鋼板なので、トタン屋根のように雨音がうるさく感じる人もいます。
とはいえ、トタン屋根よりはうるさくないので、想像しているよりも静かに感じるかもしれません。
ガルバリウム鋼板だけではなく、金属のデメリットは遮熱性が低いということです。
スレート屋根やコロニアル屋根と比べると、遮熱性が劣るため、より断熱をしっかりする必要があります。
塗り替えにかかる費用
ガルバリウム鋼板屋根の塗り替えをするときに、どのぐらい費用がかかるのかを調査しました。
塗り替えにかかる費用を項目ごとに詳しく解説します。
塗り替えにかかるのは塗装代だけではない!
塗り替えというと、塗料が必要ということは分かりますが、他に何が必要なのかはよく分からないものです。
実は、塗り替えといっても、塗料だけではなく、足場などの塗装に必要となる物や、ケレンという古い塗装を剥がす作業などの費用がかかります。
項目ごとに単価を表にまとめました。
項目 | 単価 |
上塗り費用(シリコン塗料の場合) | 2,500~3,500円/㎡ |
下塗り費用 | 500円/㎡ |
ケレン | 500円/㎡ |
足場 | 600円~800円/㎡ |
養生 | 250円~400円/㎡ |
飛散防止ネット | 100円~200円/㎡ |
洗浄費 | 200円/㎡ |
その他(現場管理費、廃棄処分費など) | 40,000円~80,000円 |
塗装は二度行います。
下塗りは、塗料が屋根に付着しやすくするために大切な作業です。
ガルバリウム鋼板は、表面がツルツルしていて塗装が難しいという特徴があります。
そのためケレンや下塗りといった上塗り前の作業が重要です。
他には、足場や養生の費用がかかりますが、業者によっては養生代が足場代に含まれている場合があります。
全てを合わせると、一般的な30坪の家(屋根の大きさは100㎡)の場合、40万円ほどかかります。
塗料の種類によって費用は変わる
先ほどの例の場合は、シリコン塗料を使用した場合の試算でした。
塗料には様々な種類があり、どの塗料を使用するのかによって費用が大きく変わります。
塗料 | 耐久年数 | 単価 |
ウレタン塗料 | 5~7年 | 1,800円~2,000円/㎡ |
シリコン塗料 | 7~10年 | 2,500円~3,500円/㎡ |
ピュアアクリル塗料 | 15年~ | 3,400円~3,700円/㎡ |
フッ素塗料 | 15年~ | 3,500円~4,500円/㎡ |
無機塗料 | 15年~ | 4,500円~5,500円/㎡ |
このように塗料によって、単価は大きく変わります。
基本的単価が高いほうが、耐久年数が長く、次の塗り替えまでの期間を長くすることができます。
簡単にそれぞれの塗料について説明します。
ウレタン塗料
光沢感がキレイで、伸びのある塗料となっています。
耐久年数が短く、屋根にはあまり向きませんが、安く塗り替えをしたい人に向いています。
現在は、コスパに優れたシリコン塗料が主流ですが、シリコン塗料が発売される前はウレタン塗料を使用する家が多くありました。
シリコン塗料
最もコスパがよい塗料です。
耐久年数も短すぎず、使いやすい塗料なため人気があります。
ガルバリウム鋼板屋根の場合も、シリコン塗料を使用する家が多いです。
ピュアアクリル塗料
紫外線に強い塗料で、屋根の塗装に向いています。
紫外線が世界で一番強いオーストラリアでも高い耐久性が認められるほど、耐久性の高い塗料です。
フッ素塗料
耐久性が高い、光沢感のある塗料です。
耐久年数が長いため、レインボーブリッジなど大きな建物によく使われています。
汚れにくい特徴もあり、キレイを保ちたい人に人気です。
無機塗料
フッ素塗料以上の耐久性のある塗料です。
最も耐久年数が長い塗料とされています。
カビや藻がつきにくく、雨が降ると汚れを落ちやすいという特徴もあります。
どんなときに塗り替えが必要?
塗り替えはいつごろ行えばよいのでしょうか。
塗り替えをするタイミングについてまとめました。
基本的に築10年から15年で塗り替え
塗り替えをする時期の目安は、築10年から15年です。
塗料の耐久性の平均が10年から15年であることから、2回目以降の塗り替えも10年から15年後に行うことがおすすめです。
色褪せや錆びが目立ってきたらそろそろ塗り替え
色褪せや錆びが目立ってくる時期は、築10年ほどです。
特に錆びは、傷がついたところから錆びていくなど予期せぬタイミングで錆びが発生することがあります。
色褪せでは、塗り替えをしなくても、雨漏りをするような困ることはありません。
そうは言っても、色褪せ具合が気になってしまうという人もいます。
そのような人は、耐久年数が短い塗料を使って塗り替えをし、次の塗り替えまでの期間を短くしつつ、費用を節約できるという方があっているのかもしれません。
10年経っていなくても、定期的にメンテナンスし、錆びが起きていないかをチェックするようにしましょう。
浮きや割れなどの場合は塗り替え不可
ガルバリウム鋼板屋根が浮いてしまったり、割れてしまったりしてしまったときには、塗り替えで補修することができません。
屋根の葺き替えや、古い屋根の上に新しい屋根を被せるカバー工法で補修することが必要となります。
葺き替えやカバー工法となると、塗り替えよりも費用がかかってしまいます。
そのため、錆びを広げさせないなど、できる限り浮きや割れが起こらないように予防することが大切です。
関連記事になります。合わせてご覧ください。
満足いく塗り替えをするには
塗り替えを成功させるポイントを紹介します。
ぜひ参考にしてください。
目荒らしがしっかりできる業者を選ぶ
目荒しというのは、表面をザラザラにする作業です。
ガルバリウム鋼板屋根は、ツルツルしていて塗装が難しい屋根材なので目荒しが必要になります。
塗装する前に目荒しをして、わざと表面をザラザラに、塗料が屋根材に密着しやすい環境を整えます。
目荒しがうまくできていないと、塗装が密着しにくく、塗装をしてもすぐに剥がれてしまう可能性があります。
確かな技術で、丁寧に作業ができる業者に塗り替えを依頼する必要があるのです。
詳しく見積もりを出しているか
古い塗料を剥がすケレンや、目荒しの作業は、塗り替え前に必要な作業です。
しかし、しっかりした業者でない場合、ケレンや目荒しをしないこともあります。
ケレンや目荒しをするかどうかが分かるのが、見積もりです。
見積もりには、各工程の価格などが記載してあります。
その中にケレンや目荒しをするということが書いていないときには、要注意です。
一度業者に質問をしたほうが良いでしょう。
また、見積もりは最低でも3社に依頼し、各業者を比較しましょう。
値段の比較も大切ですが、業者によって塗り替え作業が違っていないかを確認することもできます。
見積もりを見ても内容がよく分からないというときには、どんなことでも質問してみましょう。
そこで丁寧に答えてくれない業者も要注意と考えた方がよさそうです。
DIYで塗り替えるのは難しい
ガルバリウム鋼板屋根の塗り替えを安くしたいなら、DIYがよいのではないかと思うかもしれません。
DIYで塗り替えをするとなると、塗装選びから塗り替えまで個人で行うので、自由度が高いというメリットがあります。
デメリットとしては、高所での作業となるため、落下などの恐れがあり、危険を伴うということです。
ガルバリウム鋼板屋根の表面がツルツルで、塗装をしにくいという点でも、DIYはおすすめできません。
ツルツルのガルバリウム鋼板を、ケレン目荒らしといった作業で塗装ができる土台作りをする必要があります。
プロでも難しい作業なのに、経験のない素人ができる訳がありません。
DIYをしてみて失敗したから、やっぱり業者に頼むことになったという話もありますが、二度手間になってしまいますし、費用も余計かかってしまいます。
DIYで上手に塗り替えられる可能性は低めなので、最初から業者に任せた方が無難です。
少しでも安く塗り替えるなら複数の業者に見積もりを取ろう
ガルバリウム鋼板の塗装だと業者により費用も様々になります。
一社からの見積もりだとその費用が高いのか、安いのか分かりません。
なのでできるだけ複数の業者に見積もりを取りましょう。
複数の業者に見積もりを取ることで費用の相場を知ることができます。
複数の業者に見積もりを取ることで安い業者を見つけることができるでしょう。
「でも複数の業者に見積もりを取るのってめんどくさい…」
「どこの業者に見積もりを取ったらいいんだろう…」
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ガルバリウム鋼板の塗り替え費用の相場を知るためにも一度利用してみることをおすすめします。
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キレイを保つならメンテナンスが大切!
ガルバリウム鋼板屋根をキレイに保ちたいなら、適切な時期に塗り替えをすることが必要です。
塗り替えを適切な時期に行わないと、雨漏りをする原因になってしまうこともあります。
一年に一度ぐらいは屋根を見て、色褪せや錆びが起こっていないかを確認しましょう。
自分でできるメンテナンスは、塗り替えをするよりも簡単で、水を撒くだけです。
洗剤や高圧洗浄機も不要で、水を撒くだけでも汚れを洗い流せるので、手軽で、すぐにできます。
3ヶ月に一度は水を撒き、3ヶ月に一度行うことが難しい人は、1年に一度ぐらいはセルフメンテナンスをしましょう。
たまのセルフメンテナンスと、塗り替えで家の見た目年齢を保ちましょう!
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