屋根塗装の足場代金が高いんだけど費用の相場っていくらくらい?

 

屋根塗装では必ず設置される足場。屋根塗装では足場を組んでおかないと、安全な作業が行えません。
足場を作らず人が落下するような状態では、職人だけでなく周りも危険な目に遭ってしまいます。
しかし、屋根塗装の見積もりを出してみると、予想以上に高い金額を提示されてしまいます。

「安全のために必要なのはわかるけど費用が高い」

「足場の費用はどうやって計算しているの」

屋根塗装の足場代金が高くて困っている人に向けて、足場の費用計算歩法、費用相場、費用を抑える方法などを徹底的にご紹介します。
じっくりと記事を読んでもらえば、あなたも足場の費用相場がわかるようになるでしょう。

損してる?塗装の見積もりは高いかも


築年数12年で32坪の一戸建ての屋根と外壁の塗装をしようと見積もりを取りました。

ある業者に見積もりをしたら108万7千円だったので念のために「塗装業者の一括見積もりサイト(無料)」を利用し複数の業者に見積もりを取ったら84万3千円に。

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足場代金の計算方法

足場の費用は外周+0.5mを基準として建てるため、家の外周の長さを知らないと計算できません。家の長さが縦6m、横10m、高さ7mとして計算してみましょう。

・縦の長さ:6m×2=12m

・横の長さ:10m×2=20m

・外周:12m+20m=32m
※外周は2面ずつあるので、×2を行う

・縦の足場:(6m+0.5m+0.5m)×2=14m

・横の足場:(11m+0.5m+0.5m)×2=24m

・外周:38m
※外周は2面ずつあるので、×2を行う

・足場面積:38m×(7m+0.5m)=285㎡
※地下に足場は作らないので高さ分の0.5mだけ足す

・足場代金600円/㎡の場合:208×600=124,800円

・足場代金1,000円/㎡の場合:208×1000=208,000円

足場代金が高いなと感じたときには、以上の計算式で費用を計算してみましょう。足場面積と㎡単価に対して、大きく費用が変わる場合には、上乗せされている可能性があります。ただし、足場の間隔は塗装業者によって多少前後します。基本的には0.5m~1mで建てられるので、計算がしやすいでしょう。

1mの足場間隔の場合は、上記の0.5mの部分を、1mに変更して計算してください。もっと簡単に計算したい場合は、外周に決まった数値を足すと計算を簡略化できます。

・外周から0.5m離した足場面積:(外周+4m)×高さ

・外周から1m離した足場面積:(外周+8m)×高さ

足場の費用相場はいくらくらい?

足場代金の計算方法を知っていても、費用相場を知らなければ計算できません。屋根塗装にかかる足場代金の相場がわかれば、予算の目安になるでしょう。足場を作れば作業効率が上がるため、屋根塗装では必須です。また、足場には「クサビ足場」「パイプ足場」「ブラケット足場」などの種類があります。

・クサビ足場:足場での歩行スペースが広くて組み立て・解体が簡単

・パイプ足場:パイプのみで足場を作るため狭いスペースに使用される

・ブラケット足場:歩行スペースがあってボルトで固定して組み立てる

屋根塗装で使われる足場は、種類によってそれぞれ特徴があります。塗装環境に遭った足場を使って、安全を確保しつつ、安定して作業できる足場を組んでもらいましょう。

そんな屋根塗装の費用相場ですが、㎡あたり約600~1,000円が相場となります。正確な料金は業者によって異なりますが、足場の料金が1,000円以上の場合は、一般的な相場よりも高くなるため、注意しておきましょう

屋根の足場料金には、足場の組み立てだけではなく、塗料が飛び散るのを防ぐ飛散防止ネット代も含まれています。一般的な一戸建て・二階建ての住宅であれば、20万円前後で収まるでしょう

また、足場代金をサービスで行う業者もありますが、屋根塗装で足場料金が無料になることはありません。足場代金を無料で行っている業者は、別の部分で料金を高く設定しているので注意しましょう。

時期や季節によって費用は変わる?

屋根塗装は基本的に時期によって料金は変化しません。気温や季節によって、多少塗料を変更するため、料金に違いは出てきますが、そこまで大きな差はないです。ただし、雨が降る梅雨時期には注意してください。雨が降ると塗料が屋根にくっつかず、乾燥しないので塗装は上手くいきません。

塗装業者の中には、雨が降って作業できない場合に、足場レンタル料金が多めにかかるケースがあります。さらには、雨が降っていても強引に作業を続け、塗装を終わらせようとする業者もいます。足場の延長料金、塗装がくっつかず再施工という事態にもなりますので、十分注意しておきましょう。

屋根の塗装期間によっても費用は変わる

屋根の塗装期間が長くなれば、人件費、足場代金がかかり工期期間が長くなります。最初から延長の可能性があり、料金が含まれている場合は、費用は変わりません。しかし、原則として塗装期間が長くなるほど、施工料金は高くなるでしょう。

また、塗装業者の中には塗装期間をわざと長引かせ、延長料金を請求してくるケースがあります。もちろんすべての塗装業者が、料金を高くするような施工をするわけではありません。しかし、損をしないためにも事前に見積もりを確認した上で、塗装期間が延長となったときの料金は確認しておきましょう。

費用が高いと感じたら相見積もりを取ろう

塗装業者に足場の費用の見積もりを取ってもらっても、計算してみると金額が高い…。
そう感じたときには、別の塗装業者で見積もりを取ってください。
業者によって足場間隔や㎡単価が変わるので、今より安い塗装業者が見つかるはずです。
そのため、塗装業者に見積もりを出すときは、必ず2社以上で相見積もりを取りましょう。

また複数の業者に見積もりを出すときは、ネットの一括見積りサイトが便利です。
しかし、どこの見積もりサイトを使えば良いかわからないという方もいるでしょう。
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さいごに

屋根塗装の足場代金は、足場面積と㎡単価で計算できます。
外周から0.5m~1m離して高さをかければ、足場面積が出るので、計算もしやすいです。
料金がおかしいと感じたときには、まず計算を行い、適正価格かどうか考えましょう。

また、時期や季節によって費用が変わることは基本的にありません。
しかし、業者によってはわざと料金を高く請求してくるケースもあるので、注意しておきましょう。
さらに、塗装期間が長くなると、足場代金や人件費が高くなってしまいます。
スムーズに施工を終わらせられるよう、事前に見積書とスケジュールを確認しておきましょう。

足場代金や塗装料金が高い業者を利用しないためには、一括見積りサイトの利用がおすすめです。
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損してる?塗装の見積もりは高いかも


築年数12年で32坪の一戸建ての屋根と外壁の塗装をしようと見積もりを取りました。

ある業者に見積もりをしたら108万7千円だったので念のために「塗装業者の一括見積もりサイト(無料)」を利用し複数の業者に見積もりを取ったら84万3千円に。

複数の業者に見積もりを取らなければ危なく24万4千円も損するところでした。

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