窯業系サイディングの外壁に反りが出てきたけどどうしたらいいの?

 

ふと気がついたら、窯業系サイディングの外壁が反って浮いているのに気づいてしまった!という人向けの記事です。
気づかないうちに窯業系サイディングの外壁が反っていたらすごく驚きますよね。
どうやって対処していいのか分からず、修理にも大きな費用がかかりそうで不安……という人必見です!
どうして反ってしまったのか、そのままにしておくとどのようになってしまうのか、修繕費用はいくらぐらいかかるのかなど、窯業系サイディングの外壁の反りについてまとめました。
窯業系サイディングの外壁の反りに気づいたら、まずはこの記事を読めば、対処法もすぐに分かります。
不安な人こそぜひ最後までじっくり読んで見て下さい!

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窯業系サイディングの外壁に反りが出てくる時期

窯業系サイディングの外壁が反ることは珍しいことなのでしょうか。
反ることが起こるのは、いつ頃が多いのでしょうか。
窯業系サイディングの外壁に反りが出てくる平均的な時期をまとめました。
自分の家と比べてみて下さい。

反りが出てくるのは窯業系サイディングの外壁をメンテナンスする時期

反りがよく出てくる時期は、築10年ほど経った時期です。
築10年と言えば、外壁の塗装のメンテナンス時期とも重なります。
反りが出てくるタイミングと、外壁塗装には大きな関係があるのです。
外壁塗装は、4年から20年の耐久年数があります。
4年から20年と幅があるのは、塗装の種類によって耐久年数が異なるためです。
現在主に使用されているシリコン塗料は、耐久年数が10年ほどで、そのため築10年で外壁塗装のメンテナンスをする時期と言われています。
耐久年数を過ぎた外壁塗装は、劣化が始まり、窯業系サイディングの外壁まで劣化することもあります。
塗装の劣化は、窯業系サイディングの外壁が反る原因となるため、反りが出る時期と窯業系サイディングの外壁をメンテナンスする時期は重なるのです。

窯業系サイディングの外壁に反りが出てくる原因

窯業系サイディングの外壁に反りが出てくる原因はいくつかあります。
原因を一つ一つ見ていきましょう。

経年劣化

外壁は日々風雨や紫外線などによってダメージを受けています。
外壁の塗装やコーキングは経年劣化によって、耐水性が低くなります。
耐水性が低くなると、窯業系サイディングボードに水が浸入し、乾燥することを繰り返すことで、窯業系サイディングボードが反る原因となるのです。
塗装やコーキングが劣化しても、しっかりメンテナンスを行っていれば、窯業系サイディングボードに水が侵入することを防ぐことができます。

施工時に不備があった

窯業系サイディングボードは、四隅を釘で打って固定しています。
その釘の打ち方に不備があることも稀にあります。
ほとんどありませんが、釘の打ち忘れという事例も報告されています。

窯業系サイディングボードの厚み

窯業系サイディングボードが出始めた当時は、窯業系サイディングボードの厚みは12㎜が基本でした。
12㎜の厚みだと、反りが出てくることが多く、現在では14㎜の窯業系サイディングボードを使用することがルールとなっています。
一昔前の12㎜の窯業系サイディングボードを使用している外壁の場合は、反りが出やすいので、どんな窯業系サイディングボードを使用しているのか確認しておくとよいでしょう。

反りを放置すると家に大きなダメージが!

では、反りを放置するとどうなるのでしょうか。
放置しないほうがよい理由が分かってきました。

窯業系サイディングの外壁から雨漏りをする可能性

反りが出てくると、窯業系サイディングボードに隙間ができることになります。
隙間ができると、もちろんそこから雨水が浸入してしまいます。
家にとって水の浸入は大敵です。
水が浸入すると、窯業系サイディングボードがより大きく反ったり、割れたりと張り替えを余儀なくされます。
それだけではなく、家の内部まで水が浸入することで家の構造への影響や、家の内部まで雨漏りをする可能性もあります。
カビの原因にもなり、補修はかなり大がかりとなってしまいます。
窯業系サイディングボードの外壁に反りが出てきたときには、早めに対処しなければ、家の耐久性を低くしてしまうのです。

窯業系サイディングの外壁に反りが出たときの対処法

窯業系サイディングボードの外壁に反りが出てきたとには、以下のように早めに対処しましょう。
反りが小さいか大きいかによって対処法が違います。
それぞれの場合について見ていきましょう。

反りが小さい場合

反りが小さいなら、釘を打ち直して補修することができます。
釘を打ち直しても、反った力と反対に大きな力をかけるため、しばらくすると窯業系サイディングボードが割れてしまうこともあります。
そのため釘を打ち直して補修ができる場合はほとんどないと思っておいたほうがよいでしょう。

反りが大きい場合

反りが大きいときには、窯業系サイディングボードを交換する必要があります。
もちろん反っている窯業系サイディングボードだけを交換すればよいのですが、やはり経年劣化の違いによって他の窯業系サイディングボードと色合いや質感が異なってしまいます。
前回に窯業系サイディングボードを施工したときから時間が経っていると、全く同じ窯業系サイディングボードがすでに販売されていないということもあります。
そのようなときには、似たような柄の窯業系サイディングボードを選ばなければならなくなります。
交換した一面のみ見た目が違うことを嫌う人が多いので、反りが出てきた一面だけを交換する人は少なく、外壁全ての窯業系サイディングボードを交換する場合が多いです。

窯業系サイディングの張り替えにかかる費用

反りが出てきたことで、外壁の窯業系サイディングボードを全て交換しなければならなくなった場合、どのぐらい費用がかかるのでしょうか。
相場を知って不安を無くしましょう!

窯業系サイディングの上から張り替える方法

反りが小さく、釘を打ち直すことで補修できるときには、上から張り替えることもできます。
元の窯業系サイディングボードを剥がすよりも安く済みますが、反りが大きいときや腐っている場合には上から張り替えることはできません。
かかる費用としては150万円から210万円が相場です。

窯業系サイディングを剥がして張り替える方法

大きな反りが出ていた場合や、水分が内側に入り込み窯業系サイディングボードが腐ってしまっているなどの影響が出ているときには、窯業系サイディングボードを剥がして張り替えるしかありません。
剥がす手間もかかるため、費用は高めの190万円から240万円です。

窯業系サイディングの外壁が反らないようにするためには

窯業系サイディングボードの外壁が反らないことが一番よいですよね。
そのためには2つのポイントに注意しましょう。

塗装をメンテナンスする

外壁塗装を十分にメンテナンスすることが大切です。
外壁塗装の耐久性が下がることで、水分が窯業系サイディングボードにまで侵入し、反る原因となってしまいます。
塗装のメンテナンス時期は、塗装の耐久年数を目安とします。
耐久年数がきていなくても、塗装の劣化が目立てばメンテナンス時期です。

・塗装にツヤがなくなってきた
・触ると白い粉がつく(チョーキング現象)
・塗装が剥がれてきた
・塗装が膨れてきた
・カビやコケが発生してきた

このような症状が見られるときには、外壁塗装の耐久性が低くなってきている合図と言えます。
外壁塗装の平均的なメンテナンス時期は、前回の塗装から10年のタイミングです。
塗っている塗装によっても耐久年数は異なるので注意しましょう。

コーキングの劣化に注意する

コーキングが劣化すると、コーキングが痩せ、割れが生じることがあります。
コーキングの部分から水が入り、窯業系サイディングボードが反る原因となってしまうのです。
そのためコーキングのメンテナンスは重要となります。
コーキングは外壁の中で最も早く劣化すると言われており、耐久年数は3年から5年です。
コーキングを打ち直す費用の相場は、30万円から50万円です。
現在あるコーキングの上から打ち増すのか、コーキングを剥がして打ち直すのかによっても費用は異なります。
状態が悪ければ、剥がして打ち直すことになります。
二階部分のコーキングのメンテナンスも必要となるため、足場の設置は必須です。
足場の設置回数を減らすためにも、コーキングと外壁塗装のメンテナンス時期は同じにするほうがオススメです。
足場の設置だけでも費用がかかり、足場の設置のたびに大きな費用がかかるため、少しでも設置回数を減らしたほうが費用削減に繋がるからです。
とはいえ、コーキングは劣化しやすい部位です。
コーキングを耐久年数の長いものにすることで、外壁塗装と同じタイミングでのメンテナンスが可能となります。
耐久年数が長いコーキング剤は、その分費用がかかりますが、足場の設置回数を減らせるということや、メンテナンスの手間を減らせるというメリットを考えると、よい買い物になるかもしれませんね。

窯業系サイディングの外壁の反りは分かりやすい家からのSOS

窯業系サイディングの外壁の反りは、目視でもよく分かる家の劣化です。
塗装の劣化など家の劣化には様々なものがありますが、家の内部が劣化しているといった目では見えにくい劣化も多いものです。
反りは分かりやすい劣化だからこそ、早く対処ができます。
放置すると、家の劣化を早めてしまう可能性が高いので、早めに業者に依頼して補修してもらいましょう。

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