窯業系サイディングの外壁塗装の塗り替え時期っていつくらいなの?

 

外壁を窯業系サイディングにしたけれど、いつ塗り替えをすればいいのか分からない……と思っていませんか?
塗り替えの時期や、塗り替えに適した季節など、窯業系サイディングの塗り替えについて詳しくまとめました。
この記事を読めば、正しくメンテナンスをして家を長持ちさせることができます。
ぜひ参考にして下さい。

損してる?塗装の見積もりは高いかも


築年数12年で32坪の一戸建ての屋根と外壁の塗装をしようと見積もりを取りました。

ある業者に見積もりをしたら108万7千円だったので念のために「塗装業者の一括見積もりサイト(無料)」を利用し複数の業者に見積もりを取ったら84万3千円に。

複数の業者に見積もりを取らなければ危なく24万4千円も損するところでした。

塗装箇所や床面積を入力するだけで複数の業者に見積もりを取ってくれるので簡単に最安値の業者を見つけることができます。

利用料は無料ですので、一番安い業者を見つけてくださいね。

詳しくはこちらをどうぞ。

あなたに合った最安値の塗装業者を調べてみる(無料)




窯業系サイディングはメンテナンスが必要無い!?

そもそも窯業系サイディングとはどのような外壁なのでしょうか。
窯業系サイディングとは、セメントと繊維質を混ぜて作られたサイディングボードです。
他にも金属系サイディングや木質系サイディングなどの種類がありますが、デザインや色の豊富さから窯業系サイディングが最も多く選ばれています。
2000年ごろから窯業系サイディングの人気が高まり、新築住宅の約7から8割が窯業系サイディングを選んでいるというデータもあります。
窯業系サイディングはメンテナンスが必要ないと思っている人も多いですが、メンテナンスは必要です。
外壁の素材によっては、メンテナンスフリーをうたっている外壁もありますが、全くメンテナンスをしなくてもよいという外壁は今のところありません。
メンテナンスフリーをうたっている外壁は耐久年数が通常よりも長めという意味で、永久的にメンテナンス不要という意味ではないのです。
窯業系サイディングは、30年から40年と長い耐久年数です。
そのためメンテナンスがいらないと勘違いしている人も多いのかもしれません。
しかし、この耐久年数は正しくメンテナンスをすればこれだけ長い耐久年数になるということで、全くメンテナンスをしなければ30年も40年も保つことはできないでしょう。

塗り替えを考える4つのポイント

何年も雨風や日光にさらされていると、外壁も劣化していきます。
外壁の状態を確認して、劣化の症状が出てきているときにはそろそろ塗り替えの時期かなと思ったほうがよいでしょう。
では、どのような劣化の症状があるのでしょうか。

1.チョーキング現象

壁を触ると白い粉のようなものがついたら、それがチョーキング現象です。
チョーキング現象は、塗装の中に含まれる樹脂が劣化によって白いチョーク状の粉になってしまう現象で、そのまま放置すればサイディングボードも劣化する可能性があります。

2.カビや藻が生えている

カビや藻が生えて、外壁が緑っぽい色になってしまっている光景を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
カビや藻が生えてしまっても、外壁や家の内部まで浸食するということはありません。
しかし、カビや藻が生えているということは外壁塗装の耐水性が低くなっている可能性が考えられるため塗り替えの時期と言えます。
通常であれば、塗料の耐水性があるので、雨が降ったとしても水を切ることができます。
カビや藻が生えてきてしまったということは、水切れが悪くなっているかもしれないのです。
また、塗料に含まれている防カビ剤や防藻剤の効力が弱くなっていることも考えられます。
塗料が劣化してきているのは明かです。

3.変色している

毎日日光を浴びていることで、外壁は紫外線のダメージを受けています。
紫外線の影響で、塗料の中の樹脂が劣化し、変色してしまうことがあるのです。
変色までいかなくても、ツヤが無くなってしまうこともあり、どちらの場合でも塗料が劣化していることが原因です。

4.塗料が剥がれている

湿気や、ひび割れなどが原因で塗料が剥がれたり、膨れあがったりすることがあります。
塗料が剥がれると見た目にもよくなく、塗料の耐久性が無い状態になってしまっています。
早めに塗り替えをする必要があります。

窯業系サイディングの外壁塗装が剥がれてきたけれど、どう対処すればいいのか分からないという人向けの記事です。 家によっては築浅なのに塗装...

劣化の症状が出る時期は7年から10年

4つの劣化の症状を紹介しましたが、どの症状も大体7年から10年で起こります。
7年で劣化の症状が出る家は、施工の時点で何か問題があったことが多く、大抵の家は10年前後で劣化の症状が出てきます。
劣化の症状が出る時期が家によって異なるのは、その家の建っている環境が異なるからです。
その地域の気候や、日光の当たり具合などによって異なります。
長いと15年ほど劣化の症状が見られないこともあります。
大体の家が7年から10年で劣化してくるので、塗り替えをする時期も7年から10年で行う人が多いです。

塗り替えないとどうなる?

塗り替えをしないと、より大きなメンテナンスが必要となってしまう可能性があります。
塗り替えをしないことで、サイディングボード自体が劣化してしまうからです。
サイディングボードが反り返ってしまったり、亀裂が入ってしまったり、欠けてしまうこともあります。
塗り替えをするだけでよかったはずなのに、サイディングボードまで劣化してしまうと、サイディングボードの貼り替えをしなければいけなくなってしまいます。
通常であれば30年から40年もつはずのサイディングボードを、塗り替えをしなかったことで、10年で貼り替えなければならなくなった家もあります。
塗料の種類にもよりますが、塗り替えは大体100万円以内で済みますが、張り替えは約200万円です。
サイディングボードの劣化だけではなく、家の内部の木材まで水が入り大がかりなリフォームが必要になる場合もります。
余計な出費を抑えるためにも塗り替えは定期的にすることが大切なのです。

塗り替えるならどの季節がベストなのか?

塗り替えをするなら、一年の中でいつするのがよいのでしょうか。
どの季節がオススメなのかをまとめました。

気候が安定した秋がオススメ!

一年中どの季節でも塗り替えはできますが、どうしても塗り替えができない条件が2つあります。

・気温が5度以下の時
・湿度が85%以上の時

この二つの条件のときは塗り替えができないので、雨が降りやすい梅雨や雪の降る冬には塗り替えができません。
素人目線で考えると、真夏や真冬は施工できない気がしますが、この2つの条件に当てはまらなければ塗り替えはできます。
ただし、塗り替える業者さんのことを考えると真夏や真冬は辛いかもしれません。
トータルで考えると、最も塗り替えに向いている季節は秋です。
暑さも和らぎ、湿度も高くならず、業者さんにとっても塗り替えやすい季節です。
一年中どの季節でも塗り替えはできますが、台風や雪などの天候の変化があったときには塗り替えることができないため、工事が長引くこともあります。
工事が長引く可能性を低くするためには、天候の安定した秋を選ぶとよいでしょう。

メンテナンスをして家を長持ちさせよう!

劣化したままで放置していると、予想以上に大きなメンテナンスが必要となるかもしれません。
そうならないためにも、劣化の状態を見逃さず塗り替えをすることが大切です。
家の状態を把握するために、少し面倒かもしれませんが、1ヶ月に1度ぐらいは家の周りをぐるりと1周見渡して、劣化していないかどうかを見る習慣をつけるとよいしょう。

損してる?塗装の見積もりは高いかも


築年数12年で32坪の一戸建ての屋根と外壁の塗装をしようと見積もりを取りました。

ある業者に見積もりをしたら108万7千円だったので念のために「塗装業者の一括見積もりサイト(無料)」を利用し複数の業者に見積もりを取ったら84万3千円に。

複数の業者に見積もりを取らなければ危なく24万4千円も損するところでした。

塗装箇所や床面積を入力するだけで複数の業者に見積もりを取ってくれるので簡単に最安値の業者を見つけることができます。

利用料は無料ですので、一番安い業者を見つけてくださいね。

詳しくはこちらをどうぞ。

あなたに合った最安値の塗装業者を調べてみる(無料)




 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

NO IMAGE

窯業系サイディングの外壁塗装の塗り替えの費用相場はどのくらい?

NO IMAGE

窯業系サイディングの外壁塗装が剥がれてきたけどどうしたらいいの?

NO IMAGE

窯業系サイディングの外壁塗装の塗り替えにおすすめの塗料はある?

NO IMAGE

窯業系サイディングの外壁がひび割れしているけどどうしたらいいの?

NO IMAGE

窯業系サイディングの外壁に反りが出てきたけどどうしたらいいの?

NO IMAGE

窯業系サイディングの外壁にカビやコケが発生しているけど大丈夫?