太陽光発電がある場合スレート屋根の塗り替えはどうしたらいいの?

 

太陽光発電があるスレート屋根の塗り替えを考えているけれど、どうやって塗り替えをしたらいいのか分からないという人必見の記事です。
塗り替えをするときに太陽光パネルは取り外すのか、費用はどのぐらいかかるのかなど太陽光発電があるときの塗り替えは疑問が多くありますよね。
そんな疑問や不安を解消できるように、太陽光発電がある場合のスレート屋根の塗り替えについて徹底調査しました!
これを読めば、依頼方法から費用を安くする方法まで分かるので、太陽光発電があっても塗り替え方法で迷いません。
ぜひ最後まで読んでみてください。

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スレート屋根は太陽光パネルが設置しやすい!

スレート屋根は、太陽光パネルを設置するのによい条件が整っているということもあり、太陽光発電をしている家が多くあります。
どのようなよい条件が整っているのでしょうか。

屋根が軽い

太陽光パネルの種類にもよりますが、平均的な4kwあたりで240㎏から470㎏の重さがあります。
それだけの重さを屋根の上に乗せるということはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
大きなデメリットとしては、耐震性が低くなるということです。
屋根が重いと、家が揺れやすくなり、地震に弱くなってしまいます。
重い太陽光パネルを瓦屋根の上に設置するとどうなるでしょうか。
元々瓦は重く、1㎡あたり40㎏から50㎏あります。
その上、太陽光パネルの240㎏が加わると、より家が揺れやすくなってしまいますよね。
一方、スレートは、瓦屋根の半分ほどの約25㎏で、かなり軽い屋根材です。
スレート屋根なら、太陽光パネルの重さを瓦屋根ほど気にすることなく設置することができます。

施工しやすく設置費用を抑えられる

スレート屋根に太陽光パネルを設置する方法は決まっていて、施工がしやすいというメリットもあります。
施工がしやすいということから施工費用も安く、瓦屋根よりも15%から20%ほど費用を抑えることが可能です。

スレート屋根の塗り替えをするときの太陽光発電の行方

スレート屋根の塗り替えをするときに、屋根に太陽光パネルが乗っている場合、どうすればいいのか分かりませんよね。
太陽光パネルが乗っているときの塗り替え方法は二通りあります。
それぞれを詳しくまとめました。

太陽光パネルを取り外さない

太陽光パネルを取り外さずに塗り替えることもできます。
太陽光パネルを取り外さないので、もちろん太陽光パネルの下は塗装できません。
そのため、ある程度太陽光パネルの下の塗装がキレイな屋根しか、太陽光パネルを取り外さず塗り替えをすることはオススメできません。
太陽光パネルを取り外さないときには、太陽光パネルを養生し、塗料が飛んできても大丈夫なようにします。
あとは通常通り、スレート屋根の塗り替えを行います。
太陽光パネルを養生してしまうので、塗り替えを行っている間は発電量が減ることを想定しておく必要があります。
注意しましょう。

太陽光パネルを一度取り外す

太陽光パネルの下の劣化も気になるという人は、太陽光パネルを一度取り外して塗り替えをしましょう。
二度目の塗り替えですでに築20年近く経っているといった家である場合は、一度取り外して塗り替えをしたほうがよいでしょう。
簡単に取りはずすと言っていますが、取りはずすのは容易ではありません。
一度取り外して、保管場所を決め保管し、塗り替えが終わってから電気配線を整えつつ戻します。
太陽光パネル一枚で10㎏を超えるものがほとんどで、そのパネルを劣化した屋根から取り外し、また戻すという作業です。
業者側のことを考えると、かなり大変ですよね。
そのため、取り外す費用は高く、塗り替えに思わぬ出費が増えてしまったということも多くあります。
取り外す場合も、塗り替えを行っている間は発電ができないので、発電量が少なくなることを想定しておきましょう。

太陽光発電があるときの塗り替え費用

太陽光発電があると、通常よりも塗り替え費用がかかってしまう可能性があります。
費用の内容を詳しく見ていきましょう。

太陽光パネルを取り外さない場合

太陽光パネルを取り外さないのであれば、基本的に通常通りの塗り替えと変わりません。
太陽光パネルがある部分は塗り替えを行わないので、その分施工面積が狭くなります。
施工面積が若干小さくなったことで安くなる可能性もありますが、それは業者によっても異なるので、一度見積もりをしてもらったほうがよいでしょう。
塗り替えは、選ぶ塗料によって費用が異なります。
耐久年数が長く、次の塗り替えまで期間を空けることができる単価が高めの塗料から、耐久年数は短めだけれど、単価が安い塗料まで様々です。
屋根は外壁よりも紫外線の影響を受けやすく、劣化しやすいことから、ある程度耐久性がある塗料を選ぶことが多く、シリコン塗料以上のグレードを選ぶことがほとんどです。
シリコン塗料の場合、単価は2,300円から3,000円ほどで、一般的な30坪の家なら約23万円で塗り替えができます。
塗り替えには、塗料以外にも費用がかかります。

・足場設置
・養生
・高圧洗浄
・下塗り、中塗り、上塗り
・縁切り

といった項目で費用がかかります。
塗り替える際には、屋根をキレイに洗浄してから塗り替えるので、高圧洗浄代はかかせません。
場合によっては太陽光パネルの下を高圧洗浄でキレイにすることもあります。
縁切りというのは、スレートとスレートの間の塗料を切って、内部に水が入らないようにする方法です。
この項目の中で以外と費用がかかるのが足場の設置です。
業者によって異なりますが、10万円ほどかかることもあります。

太陽光パネルを一度取り外す場合

太陽光パネルを取りはずす場合は、通常の塗り替え費用に太陽光パネルを取り外す費用がかかります。
太陽光パネルを取り外す費用には、30万円から35万円ほどかかることが多いですが、太陽光パネルの大きさなどによっても費用は異なるので一概には言えません。
太陽光パネルの取り外し費用には、以下の項目についても費用がかかります。

・取り外し
・取り外した太陽光パネルの保管
・再度取り付け
・取り付ける際に金具を新調すべき場合には金具交換代

さらに、一度取り外すということは、太陽光パネルのメーカー保証が切れてしまうことが考えられます。
太陽光パネルは10年から20年のメーカー保証が付いていますが、取り外すと切れるという条件なことが多いのです。
太陽光発電設置業者の保証も取り外すことで切れてしまいます。
もしも壊れてしまうようなことがあっても保証が切れてしまうと、全て実費で修理せざるを得ない状況になることを忘れてはいけません。
取り外して塗り替えをするべきなのかどうかは、業者とも相談して決める必要があります。

太陽光発電があるときの塗り替え依頼はどこにする?

通常であれば、塗り替えをする業者に依頼すると思いますが、太陽光発電があると、太陽光発電を設置した業者に依頼することも考えられますよね。
どこに依頼するとよいのでしょうか。

塗装屋さんにお任せしよう!

太陽光パネルを一度取り外すと、設置業者の保証も切れてしまうということで、それならば設置業者に塗り替えを相談してみよう!と思った人もいるのではないでしょうか。
実は、設置業者に塗り替えを依頼することはあまりオススメできません。
実際に設置業者に相談して塗り替えをしたという人も多くいますが、塗り替え業者に直接依頼するよりも高くなったということが多くあります。
設置業者に依頼しても、設置業者が提携している塗り替え業者に依頼し、仲介することで、仲介手数料が発生してしまう場合があるためです。
設置業者による保証を設けているのは、塗り替えを多く受注するためだという話もあります……。
塗り替えを適切な価格で行ってもらいたいなら、塗り替え業者に依頼したほうがよいのです。
太陽光パネルが乗っていても普通の塗り替え業者に依頼して塗り替えできるのか?という疑問が浮かび上がってきますが、業者によっても対応が違うので見積もりを取ってみたほうがよいでしょう。
業者によっては、設置業者に取り外し、取り付けだけ依頼することになるかもしれません。
それでも設置業者に塗り替えを依頼するよりも安くできるはずです。

塗り替え費用を安くする方法

太陽光発電を設置した業者に塗り替えを依頼するのではなく、塗り替えを行う業者に依頼することで塗り替え費用を安くできますが、他にも安くする方法があります。
高くなりがちは太陽光発電があるときの塗り替えですが、少しでも安く塗り替えをしましょう。

太陽光パネルを取り外さない

太陽光発電がある場合の塗り替えをするときには、多くの場合で太陽光パネルを取り外しません。
特に、新築で最初から太陽光発電を設置していて、築10年で塗り替えをするという場合には太陽光パネルは取り外さずに塗り替えを行います。
太陽光パネルの下は、紫外線の影響を受けにくく、劣化しにくいのでキレイであれば塗り替える必要はないのです。
ただ、太陽光パネルの下はずっと日陰でジメジメしていることから、コケやカビが生えやすい環境になっています。
そのため、築20年ごろの2度目の塗り替えのときには太陽光パネルの下といっても劣化が目立つかもしれません。
その場合には太陽光パネルを取り外して塗り替えを行いましょう。
太陽光パネルを取り外さないだけで、約30万円塗り替え費用を安くすることができます。
太陽光パネルを取り外すかどうかは業者にも相談しながら、慎重に決めた方が良いでしょう。

太陽光パネルを設置するときに一緒に塗り替える

新築時に太陽光パネルを設置したのではなく、途中から設置するのであれば、設置する前に塗り替えるとよいでしょう。
設置するには足場が必要となります。
その足場を利用して塗り替えも行うのです。
足場を設置するだけでも10万円ほどかかることもあるほど、足場設置費用は大きなものです。
せっかく足場を設置するのであれば、塗り替えも一緒に行ったほうが一石二鳥ですよね。
しかも、設置前に塗り替えるのであれば、次の塗り替えのときには、屋根が相当劣化していて葺き替えるとき以外であれば、太陽光パネルを取り外す必要もなくなります。
足場の有効活用、足場代の節約、太陽光パネル取り外し費用の節約と、3つの効果があるので、太陽光パネルを設置するときには塗り替えを一緒に行う方がオススメです。

複数の業者に見積もりを取る

屋根の塗装を業者にお願いする場合は複数の業者から見積もりを取ることが重要になります。

塗装費用は業者によって様々です。

一社からの見積もりだとその金額が高いのか安いのか分かりません。

できるだけ複数の業者に見積もりを取って比較することで費用の相場を知ることができます。

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太陽光発電があるときの塗り替えは通常よりも手間も費用もかかる

スレート屋根の場合、大体築10年で塗り替え、その後も10年ごとに塗り替え、築30年ごろには屋根を葺き替える必要があります。
その際に太陽光パネルを取り外さなければならない時は必ずきます。
太陽光パネルを取り外し、保管場所を作り、そしてやっと屋根のメンテナンスができるようになります。
その手間と、かかる費用は予想以上に大きいものです。
しかし、塗り替えをしなければ、スレート屋根の耐久性を維持することができず、最悪の場合、雨漏りの原因を作ってしまうこともあります。
太陽光発電は、売電できることもあり、夏場は特にプラスになるという家も多いですよね。
そのプラス分を貯めておいて、メンテナンス費用に充てるということも一つの手です。
上手に太陽光発電と付き合いながら家のメンテナンスを行いましょう!

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